chapterⅠ
優しくなりたい
ひそやかな涙を
そっと抱き合える様に
でもそれよりも 私はあなたが好き
ありのままの色の ありのままの匂いの
ありのままの音の あなたが何より好き
優しくなりたい まるで雨を包み込む様な微笑み
張り裂けそうなその胸を
音もなく分かち合える様に
でもそれよりも 私はあなたが好き
怒ってる顔の 泣いている顔の
笑ってる顔の 肩が震えている
誰でも一度だけ 全てを投げ捨てて
誰かを好きになる 胸が震えている
そう私も 私もあなたが好き 他の何よりも
優しくなりたい でもそれよりも
私はあなたが好き 何よりも好き
たった一つ確かな事 あなたが この世界に生きている事
ほかのどんな事よりも 大切で素晴らしい事
GO YOUR WAY そのドアの向こうに
どんな涙が待ち受けていても 私があなたを信じているから
声が聞きたくて
あなたの声を思い出して 読みかけの本を閉じた
つまらない愛の言葉より その声が聞きたくて
四月の花が 風に乗せて 種を飛ばす季節に
風の囁きに誘われて 二人 バスにのった
夢を聞かせてくれるあなたの声は 何よりも心満たすから
忘れないでいて 私の声も 二人歩いた丘の歌も
あなたの声を思い出して 読みかけの本を閉じた
目を閉じて浮かぶ星の空も 帰り道の歌も
愛を叶えてくれるあなたの歌が 何よりも甘く響く夜
忘れられない あなたの声を そっと繋いだ優しい手を
目を閉じれば まだそこに 焼きついたまま
あなたの横顔が 淡く 熱く燃えている
あの日打ち明けた 心に決めた事
あなたはただうなずいた 今でもそれだけが私の全て
あなたの声を思い出して 読みかけの本を閉じた
Lalala‥ Lalala‥